【後編】好きな映画のカラーパレットをAdobe Color CCで作ってみた

【後編】好きな映画のカラーパレットをAdobe Color CCで作ってみた

前回、前編を投稿した「好きな映画のカラーパレットをAdobe Color CCで作ってみた」。今回は後編として、さらに5本の映画のカラーパレットを作りたいと思います。

今回もこちらの「Adobe Color CC」を使っていきます。
https://color.adobe.com/ja/create/color-wheel

Leon

Leon

6本目は、リュック・ベッソン監督 / ジャン・レノ主演の「Leon」。名作中の名作ですね。ナタリー・ポートマン演じるマチルダのファッションが毎回好みすぎて、MA-1やチョーカーを真似して買っていた時期もありました。さすがにマチルダボブは似合わない気がして、試していませんが…。

今回は、マチルダが「私が欲しいのは愛か死よ」と言ったあと、頭に銃を突きつけるシーンをカラーパレットにしてみました。色だけ見るとチョコレートのような甘い感じですが、実際はかなり切ないシーン。ちなみに、画面左上の「グラデーションを抽出」をクリックすると、同じシーンのグラデーションカラーも調べられるほか、左の「グラデーションの停止点」から、使う色数も変更できます。

Leon

My Blueberry Nights

My Blueberry Nights

7本目は、ウォン・カーウァイ監督 / ジュード・ロウ&ノラ・ジョーンズ主演の「My Blueberry Nights」。正直ストーリー自体はそんなに印象に残っていないんですが笑、ブルーベリーパイや煌びやかなネオン、NYの洒落たカフェなど、所々映るシーンが印象的だった記憶があります。

ブルーベリーパイが出ていないシーンを選んでみたんですが、テーブルの色味が紫だったので、結果的に今作のイメージに近いカラーパレットが完成しました。ノラ・ジョーンズはアーティストとして元々好きだったので、女優としての彼女の姿を見るのは新鮮でした。

Populaire

Little Miss Sunshine

8本目は、レジス・ロワンサル監督 / デボラ・フランソワ主演の「Populaire」。邦題は「タイピスト」です。タイプの早打ちで世界大会を目指すというストーリーで、主人公のローズと作品の世界観が終始とにかく可愛い。タイピングの練習用に塗られた5色のネイルや、衣装・部屋の色使いなど、どのシーンを切り取ってもお洒落な映画です。

カラーパレットは、前回の記事の「The Grand Budapest Hotel」のように、ピンクがメインになりました。左のブラウン2色、とっても可愛くないですか?濃いブラウンの不透明度を65%くらいに下げたら、右の薄いブラウンに近い色味に!同じ色味の濃淡が異なる2色を作りたい場合は、濃い色の不透明度を下げると上手くいきます。

Call Me by Your Name

Call Me by Your Name

9本目は、ルカ・グァダニーノ監督 / ティモシー・シャラメ主演の「Call Me by Your Name」。北イタリアの景色がとても綺麗で、ストーリーも切なく、夏に観たい映画の一つです。このカットは空がメインですが、緑豊かな自然に囲まれたシーンやサイクリングに繰り出すシーンを使っても、素敵なカラーパレットになりそうです。

ティモシー・シャラメ演じるエリオは、このカットで濃いピンクのポロシャツを着ていますが、他のシーンでもノースリーブのピンクボーダーを着ていたり、エステール・ガレル演じるマルシアがショート丈の赤いジャンプスーツを着ていたりなど、景色の青や緑によく映えるカラーの服を着ているシーンが多かったように思います。今回のカラーパレットの色合いもとてもタイプです。

La La Land

La La Land

最後10本目は、デイミアン・チャゼル監督 / ライアン・ゴズリング&エマ・ストーン主演の「La La Land」。同監督作「Whiplash」が元々大好きで、今度はミュージカルを撮るのか〜と思い、予告編が公開された時から興味が湧いていたこの作品。周りの友人もこぞって映画館に観に行っていました。

ジャケットのパープルとイエローの組み合わせがとっても素敵だし、エマ演じるミアのドレスが毎回カラフルで可愛い!カラーパレットも、La La Landらしい色味に仕上がっています。このイエロードレスも好きですが、個人的にお気に入りなのは、ブルーのVネックショートドレスです。


いかがでしたか?例えばパープル×イエローのジャケットが印象的なLa La Landは、パレットを見ただけで映画タイトルが分かる方もいらっしゃるかもしれません。

同じ映画でも切り取るシーンによってカラーパレットも変わるので、一概に「この映画=このカラーパレット」とは言えないのですが、個人的にはなかなか納得のいく配色が多かったように思います。配色が苦手な方は、配色パターンを学ぶという意味でも、この方法はとてもおすすめです(^^)
皆さんも、ご自身の好きな映画で試してみてくださいね!

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